マーケティング(ABM/MA)に興味ありな大学生(卒論提出済み)のサイト。本のメモ、メディア記事メモ、Twitterメモなど個人用。卒論のテーマは「マーケティングオートメーション」「Mauic」関係でした。 自分用メモですが、ネット上の誰かのためにもなったら幸いです。

数学的決断の技術=「他人の行動を背後にある原理を理解し、また、自分の人生について内省するための材料を提供することに、最大のウリがある」
・決断にポリシー持っている?
・多くの人 フィーリング 行き当たりばったり で決める
・その決断には特有の「癖」が潜んでいる
・癖を知るのは良いこと
1.思考の癖を知ることで、自分の失敗がどこから来るのかを自覚することができるようになる
2.いろいろな癖を知ることで、あなたは適切な決断の方法を場面によって使い分けられるようになる
・決断に絶対正しいや間違っているということはない
・いろいろな考え方とメゾットがあるだけ
・決断にまつわる学問分野「意思決定論」 数学、心理学、統計学、経済学にまたがって研究されている 300年の歴史
・他人の行動を背後にある原理を理解し、また、自分の人生について内省するための材料を提供することに、最大のウリがある

第1章 意思決定には4つのタイプがある
・マックスミン基準=最低の利益(min)を最大(max) 化しようとする
・期待値基準=平均、期待値を重視
・最も後悔を少なくすることができる
・最大機会損失・最小化基準=最大の機会損失を最小にする(サベージ基準)マックスマックス基準

どのような過ちがあるか?
・マックスミン基準:2人のプレーヤーで競われるゲームにて採用 「◯◯かもしれないし、✕✕かもしれない」確率のセットを複数備えておく
・期待値基準:どの事象(イベント)も同じ確率(客観的確率)で起こると仮定
⇔客観的な情報がない中で確率を振る→「主観的確率の理論」

第2章 学校では教わらない、使える確率
・期待値基準=可能性を列挙し、それらの確率を考え、その確率を使って平均値を計算して決める
・学校で教わる確率=数学的確率 世の中の仕事にはそれほど役に立たない 数学を展開する意味では重要
・数学的確率は基本的には「モノの対称性」を基本に据えている。非区別的な性質仮定。。しかし、現実にはこのような対称性、対等性、非区別性を持つものは滅多にない
・例外)分子や原子 

意識決定に確率を使う際に、踏むべきステップ
1.可能性(ステイト)素事象の列挙
ステイトを網羅することは冷静な意思決定の第1歩
・ステイトの列挙は、人を冷静にする
・突拍子もない同じ数字が複数現れる→単なる偶然とは考えにくい→別のステイトを模索
2.確率を振る 原則:全てのステイトの確率を加えると1になる:正規化
全てのステイトに同じ確率を振る→無差別の原理(ケインズパイセン)
事象とはステイトの集まりに意味をもたせたもの
事象の確率は、それに属するステイトの確率の和で定義される
どのような根拠を持って確率をふるか?
・過去の統計を利用する=統計的確率(これ以上、情報によって区別できないことがら」について数学的確率を割り当てる
例)19世紀ジョセフ・ジャガーといいうギャンブラー、6人の助手を使って、カジノのルーレットの出た数字を記録させた
→9が出やすいことが分かり、それに集中的にベット、大儲け
・注意1.「その出来事を起こす仕組みに関して、過去に起こした仕組みと、これから起こす仕組みとが、根本的に同じである」という大前提
・過去の経験から将来を推論すること「帰納的推論」
・注意2.「データの背後にある情報が妥当なのかどうか」
物理的な法則、追実験可、再現性あり⇔経済予測 追実験不可 再現性なし=いつ間違いだと判明するか予断をゆるさない
→情報としての妥当性がはっきりしていない場合、割り当てられた確率の有用性はいつまでたっても疑わしい

・20世紀半ば統計学の天才サベージが正当化の方法を与えた
「人々の行動選択が、ある1セットのルールを満たしているなら、その人の行動は数学的確率によって決定された行動と一致する」
・主観的確率=ステイト間の起きやすさに対して、大小関係や対等性を基軸に据えて割り振られるものとみなす
・人が出来事に対して、どんな主観的確率を割り振っているかは、その人の選択行動を観察すれば、その中に表出している
・ケインズ=確率を論理的な推論によって割り振られるもの

コラム:2013年ノーベル経済学賞ロバートシラー
資産価格の実証分析に先駆的な業績を持っている
「資産市場の参加者は、合理的ではなく、感情的」
伝統的経済学:利益、収入、費用、現在価値、契約、金利⇔安心、公平、腐敗・背信、錯覚、物語(人々の経済活動に影響を与えるもの)

第3章 不確実な世界を見通す意思決定法
・確率振れる「リスク」=確率触れない「不確実」ナイトの不確実性
・不確実な場合、マックスミン基準は妥当
・ゲーム理論=「もしも自分1人だけの行動で利得が決まるならば、最も利益が大きくなる行動を選べばいいが、他のプレイヤーの行動にも影響されるなら
、他のプレイヤーがどの行動を選ぶかについても予想しなければならない」
・採用の決めては保証水準 他人のことを考えるのは辞める

第4章 後悔を先読みする技術

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