最終更新: nakanoninn 2017年11月19日(日) 13:47:21履歴
週刊誌の会社に勤めるパパラッチを狙うベテランカメラマン(福山雅治)と新人記者(二階堂ふみ)のタッグを中心に週刊誌カメラマンたちの生々しい取材の現場の様子が描かれている。
福山は小学生の頃図書館で読んだロバート・キャパ(戦場カメラマン)の写真集をきっかけにカメラを握る。
二階堂ふみは、ファッション業界志望だったが巡り巡って週刊誌の会社へ。
まったく経歴もスタイルも異なるペアだったが、最後には会社の上司、部下の関係を超えて特別なものに。
芸能界のスキャンダル、政治家のスキャンダルの自然的発生を狙うのはもちろん。時には半ば強引にスキャンダルを発生させるのも彼らのしごと。
人間世界の生々しい舞台を垣間見れる映画であった。とにかくラストの福山のロバート・キャパを模した死に方は感動した。
腐れ縁の友人に最後は射殺されるのだが、射殺の瞬間を二階堂にシャッターを切れと指示し二階堂もそれを見事に撮影することに成功。
「常に万物が動く」なか、あえてその「瞬間」を抑える美しさ。本来は誰かの記憶に残るか(目に見えない)、消費して過ぎ去っていく瞬間を
カメラというツールを使い写真に収めることで、「ストック」できることの意味はなんだろうか?
カメラがスマホに搭載され、手頃に誰もが写真を撮る時代。本当にその瞬間は大切なのか?それをなぜ撮るべきなのか?
「写真」について思考してみたい。
参考:ロバート・キャパ
福山は小学生の頃図書館で読んだロバート・キャパ(戦場カメラマン)の写真集をきっかけにカメラを握る。
二階堂ふみは、ファッション業界志望だったが巡り巡って週刊誌の会社へ。
まったく経歴もスタイルも異なるペアだったが、最後には会社の上司、部下の関係を超えて特別なものに。
芸能界のスキャンダル、政治家のスキャンダルの自然的発生を狙うのはもちろん。時には半ば強引にスキャンダルを発生させるのも彼らのしごと。
人間世界の生々しい舞台を垣間見れる映画であった。とにかくラストの福山のロバート・キャパを模した死に方は感動した。
腐れ縁の友人に最後は射殺されるのだが、射殺の瞬間を二階堂にシャッターを切れと指示し二階堂もそれを見事に撮影することに成功。
「常に万物が動く」なか、あえてその「瞬間」を抑える美しさ。本来は誰かの記憶に残るか(目に見えない)、消費して過ぎ去っていく瞬間を
カメラというツールを使い写真に収めることで、「ストック」できることの意味はなんだろうか?
カメラがスマホに搭載され、手頃に誰もが写真を撮る時代。本当にその瞬間は大切なのか?それをなぜ撮るべきなのか?
「写真」について思考してみたい。
参考:ロバート・キャパ
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