マーケティング(ABM/MA)に興味ありな大学生(卒論提出済み)のサイト。本のメモ、メディア記事メモ、Twitterメモなど個人用。卒論のテーマは「マーケティングオートメーション」「Mauic」関係でした。 自分用メモですが、ネット上の誰かのためにもなったら幸いです。

『技術の伝え方』畑村洋太郎

技術の定義
「知識やシステムを使い、他の人と関係しながら全体を作りあげていくやり方」
・自分1人でやる作業は技術としない

技術が伝わるとは?
・AとBがほぼ同じであること
・伝える側が、いくら「伝える」という動作を必死に積み重ねたところで、結果として伝わっていなければ、それは「伝えた」ことにはならない。

知識:関連する要素の組み合わせによってつくられたある1つの構造


伝えるためのポイント
・まず体験させろ
・はじめに全体を見せろ
・やらせたことの結果を必ず確認しろ
・一度の全部を伝える必要はない
・個はそれぞれ違うことを認めろ

・伝えることには階層性がある→階層にあった技術を伝える
・心技体
心=どう考えるか
技=どんな工夫をするか
体=どんな動作をするか

・客観の欠陥
例)目黒のさんま
・知識を構成する要素や構造がきちんとある上で主観的な語りで伝える
・客観的に語りすぎるとつまらない

・伝えるときに大切なのは、伝えっぱなしにしないこと
→そのために伝わったかどうかを、伝えた相手にアウトプットさせて、それに、フィードバックをかける学習法が効果的
・予習→アウトプット→フィードバック
・自分が伝えるときのことを意識させる
・図や絵のメリット、情報量が多い
・絵を描かせる=対象をしっかり観察する
・やるべきことをそのまま書く(陽)とやらなかったらどうまずくなるかを書く(陰)

どう表現すれば失敗現象を伝達できるか?
・事象→(背景)→経過→推定原因→原因→対処→対策→後日談→よもやま話
・総括、知識化}後でまとめる

・経験と慣れだけで技術を獲得してきた人は世の中にたくさんいる=偽ベテラン

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行動リスト
・事故の事例集は使える形でストック
・原因→結果ではなく、原因→行動→結果
・ヒューマンエラーが失敗の原因。行動をチェックできる形に。
・相手の立場になって考える
・相手の立場からの景色を考えて説明する

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