マーケティング(ABM/MA)に興味ありな大学生(卒論提出済み)のサイト。本のメモ、メディア記事メモ、Twitterメモなど個人用。卒論のテーマは「マーケティングオートメーション」「Mauic」関係でした。 自分用メモですが、ネット上の誰かのためにもなったら幸いです。

なぜ投資は業界紙を熟読するのか (日本業界紙調査委員会)
・昔株式投資の情報源といえば、株式専用の新聞が中心「株式新聞」「証券新報」「日本証券新聞」
→今はインターネットの普及で、企業が専門誌に頼らずに独自にIRを発信するようになった
・業界誌の強み:取材力と分析力
・業界=同じ種類の産業に従事している人たちの社会
例)自動車業界→自動車業界に従事している→超一流企業だけでなく町工場から、中古車の販売をしている小売店まで幅広く含まれる
・新しい業界が生まれると業界紙もまた創刊される
→低資金で事業化できる
・業際市場=業界に近接した関連市場
例)惣菜や弁当を作っている業界ならケータリング(料理をホテルの宴会場や一般家庭に配達するビジネス)

・業界紙の読者層
  • 会社の社長から営業マンまで
  • 業界の人たち
  • 関連団体
  • ビジネスチャンスを求める業界外の人たち
・知りたい情報→経営情報、同業他社の動き、荷動き、人事情報、設備投資情報

・業界誌の種類
  • データ中心の報道(市場価格、販売数量、計画、入札計画)
  • 業界全体の動きを報道(企業の動き、業界人の動き、経済の動き、インタビュー、囲み記事)

第1章 人とカネの動きで業界を読む
・有価証券報告書→決算から3ヶ月以内に報告書を公表するよう義務付けられている
・業界の特徴を知るには業界紙を読むのが1番の近道
・市場動向の記事で景気を読む
・業界団体の記事から業界の方向性を読む
・長期計画の記事で企業の将来性を読む
  • 非上場企業の長期計画を知りたいと思うのなら、まず業界誌を調べる
  • 業界誌は専門の記者が直接的経営陣に話を聞いて記事を書いている
  • 現在どのような戦略をたてているのかも分かる
・社説で業界の問題点を読む→どんな業界でも課題を抱えている
・トップインタビューで経営者の本音を読む→経営者が描いている長期ビジョンを知る→その企業が何を目指しているかを知る
・設備投資の情報からビジネスチャンスを読む
・ルポで企業の抱える悩みを読む→ルポ:テーマに基づいて記者が現場を取材し、その状況をありのまま報道すること
・人事情報で組織を読む
例)「代表取締役」がついていたら人事権があるので会社で1番えらい、本部長が取締役になっているので会社でno1の実力?、新任の常務だから次期社長の可能性、
新しい組織の部長だから生え抜きかもしれない

第2章 商品の動きで業界を読む(省略)
第3章 一般紙との違いからマーケットを読む
・多くの人が日本経済新聞や読売新聞、朝日新聞を読む→読んで当たり前→情報のコモディティ化(独自情報は入手しづらい)
第4章 業界紙の裏側を読む
・官公庁を取材する
→いつ、どこの官庁でどんな統計が発表されるか熟知
→施策をしれば、国の動きがわかる→業界に対する影響 規制緩和、規制の強化、罰則の見直し
・ニュースリリースを記事にする
→リリースからビッグニュースが生まれることも
第5章
・業界誌の記事で業界のツボを押さえる
工場の生産能力やシェアの記事は必ず押さえる
コンセプトを読んで企業戦略を知る
新製品の記事からヒット商品のカラクリを見抜く

・抜き出しメモ
日刊建設工業新聞
観光経済新聞
セキュリティ産業新聞
電波新聞
週刊玩具通信
日本教育新聞

第6章
データで読む業界紙地図
・業界紙は業界のオピニオンリーダー
・業界には専門雑誌もある、同一業界で新聞と棲み分け

業界紙データ
主要19種112紙


日本標準産業分類

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IT社長に学ぶ、社会人と学生が新聞を読むべき理由 https://zuuonline.com/archives/61226
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