マーケティング(ABM/MA)に興味ありな大学生(卒論提出済み)のサイト。本のメモ、メディア記事メモ、Twitterメモなど個人用。卒論のテーマは「マーケティングオートメーション」「Mauic」関係でした。 自分用メモですが、ネット上の誰かのためにもなったら幸いです。

・レポートの主題をなすべきものは事実であって意見ではない
・仕事の文書では、事実の裏打ちのない意見の記述は避ける
・理科系の仕事の文書に書き込む意見は、事実の上に立って、論理的に導き出した意見でなければならない
・事実の記述は評価は二価(two-valued)=真か偽か
・意見の記述の評価は多価(multi-valued)=「そのとおり」「とでもない」「的はずれ」


【事実】・・証拠をあげて裏付けすることができるもの
自然に起こる事象や自然法則;過去におこった、人間の関与した事件などの記述で、
然るべきテストや調査によって真偽(それが事実であるか否か)を客観的に確認できるもの

【意見】・・何事かについてある人が下す判断
他の人は、その判断に同意するかもしれないし、同意しないかもしれない
・推論(inference):ある前提にもとづく推理の結論、または中間的な結論
例)彼は(汗をかいているから)暑いに違いない
・判断(jugement):ものごとのあり方、内容、価値などを見きわめてまとめた考え
例)彼女はすぐれた実験家であった
・意見(opinion):上記の意味での推論や判断;あるいは一般的に自分の考え、あるいは感じて到達した結論の総称
例)リンをふくむ洗剤の使用は禁止すべきである
その問題に直接に関係のある事実の正確な認識に基づいて、正しい論理にしたがって導き出された意見は、根拠のある意見(sound opinion)
出発点の事実認識に誤りがある場合、または事実の認識は正確でも論理に誤りがある場合には、意見は根拠薄弱なもの(unsound opinion)
・確信(conviction):自分では疑問の余地がないと思っている意見。機会があればその意見にもとづいて行動を起こすことになろう
・仮説(hypothesis):真偽のほどはわからないがそれは「テスト」の結果をみて判断するとして、仮に打ち出された考え。意見の中にいれてもいいが、<仮の意見>である
「テスト」→その考えに対する証明または反証になりそうなものごとの吟味を意味する

 正当な手続きを踏み、先入観にとらえられずに吟味をおこなった結果がその仮説を支持すれば、仮説は理論になる
・理論(theory):証明になりそうな事実が相当にあるが、まだ万人にそれを容認させる域には達していない仮説
例)進化論
すべての人が容認せざるをえないほど十分な根拠のある理論は法則(law)と呼ばれ、これは意見ではなく事実のカテゴリーに分類される



事実の記述の注意
1.その事実に関してその文書のなかで書く必要があるのは何々かを十分に吟味せよ
2.それをぼかした表現に逃げずに、できるだけ明確にかけ
3.事実を記述する文はできるだけ名詞と動詞で書き、主観に依存する修飾語を混入させるな

事実の記述は
・一般的ではなく特定的
・漠然的ではなくはっきり
・抽象的ではなく具体的
であるほど、情報としての価値が高い



意見の記述の注意
基本:私は..と考える(想定する、推論する、思う、感じる・・・)
1.意見の内容となることばが主観に依存する修飾語である場合には、基本形の頭(私は)と足(と考える)を省くことが許される
2.そうでない場合には頭と足は省いてはいけない


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