最終更新: nakanoninn 2017年07月04日(火) 15:29:23履歴
・18世紀末から19世紀にかけて活躍した経済学者トマス・ロバート・マルサスといえば
「マルサスの罠」
・マルサスの時代の経済は、生産活動に「土地」「労働」を投入し、農産物を生産するスタイル
・土地の広さには限界があるため、当時の経済学は「収穫逓減」が常識。
・土地という制約条件がある以上、労働をどれだけ増やしても、「労働者一人当たりの生産=所得」は増えない。それどころか、収穫逓減の法則により、投入される労働者「単位当たり」の生産量は減少していく。
・収穫逓減が必ず成立するとなると、人口の増加率が常に生産物の増加率を上回ることになり、人類は飢餓から逃れることができない
・実際には、産業革命や技術革新が、マルサスの罠を破壊することになった
・所得格差の拡大が、過少消費、過剰投資を生み出し、経済を長期的停滞に追い込むという考え方=過少消費説。
・なぜ、所得格差が過少消費をもたらすのか。低所得者は、消費性向は高いものの、消費するために十分な所得を得られない。高所得者は、消費するために十分な所得はあるが、消費性向が低い。
・結果的に、有効需要が不足し、経済は長期停滞に陥る。マルサスの過少消費説は、やがてはケインズの有効需要の理論に引き継がれた。
・本気で我が国が経済成長を追求したいならば、消費性向が高く、かつ消費するための所得が十分にある「中間層」の復活が不可欠。
(中間層を低所得者層に落とす・政策は、全て経世済民に反している)
「マルサスの罠」
・マルサスの時代の経済は、生産活動に「土地」「労働」を投入し、農産物を生産するスタイル
・土地の広さには限界があるため、当時の経済学は「収穫逓減」が常識。
・土地という制約条件がある以上、労働をどれだけ増やしても、「労働者一人当たりの生産=所得」は増えない。それどころか、収穫逓減の法則により、投入される労働者「単位当たり」の生産量は減少していく。
・収穫逓減が必ず成立するとなると、人口の増加率が常に生産物の増加率を上回ることになり、人類は飢餓から逃れることができない
・実際には、産業革命や技術革新が、マルサスの罠を破壊することになった
・所得格差の拡大が、過少消費、過剰投資を生み出し、経済を長期的停滞に追い込むという考え方=過少消費説。
・なぜ、所得格差が過少消費をもたらすのか。低所得者は、消費性向は高いものの、消費するために十分な所得を得られない。高所得者は、消費するために十分な所得はあるが、消費性向が低い。
・結果的に、有効需要が不足し、経済は長期停滞に陥る。マルサスの過少消費説は、やがてはケインズの有効需要の理論に引き継がれた。
・本気で我が国が経済成長を追求したいならば、消費性向が高く、かつ消費するための所得が十分にある「中間層」の復活が不可欠。
(中間層を低所得者層に落とす・政策は、全て経世済民に反している)
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