マーケティング(ABM/MA)に興味ありな大学生(卒論提出済み)のサイト。本のメモ、メディア記事メモ、Twitterメモなど個人用。卒論のテーマは「マーケティングオートメーション」「Mauic」関係でした。 自分用メモですが、ネット上の誰かのためにもなったら幸いです。

第1章
・計画とは何か?
=目的・目標を実現するために構想を練り、その構想を具体化するために必要な段取りや手順を考えること」
・目的とは?
=「こうしたい」「こうなりたい」と考える最終的なゴール
・目標とは?
=そこへ到達するために必要な通過点
・段取りとは?
目的・目標に近づくための作業の下準備
・手順とは?
作業の合理的な配列

第2章
【計画が失敗する9つの理由】
計画の立案段階での理由
1.計画の目的、目標がはっきりしていない
2.頭の中だけで組み立てた計画になっている
3.状況判断を誤って計画している
4.目先の問題解決を積み重ねただけの計画になっている
5.複数の計画案の中から選び抜かれていない
計画の実行段階での理由
6.計画通り実行する熱意にかけている
7.計画実行の勘所をはずしている
8.終わりからの逆算ができていない
9.計画の適切なフォローアップができていない

・計画には複数の計画案の中から1つを選ぶ、「計画の選択」という大事なプロセスがあり、この段階で計画は大きな勝負がつく
・1つの計画を作成すると、あるいは1つの手段や方法をみつけると、その他の可能性を探らなくなってしまいがち
・終わりから逆算し、現在、何をしていなければならないかを知って、現在の行動をコントロールすることが、計画の大切な役割の1つ

第3章
【目的・目標を扱う3つのポイント】
1.計画の目的・目標を明確にする
2.目的・目標と手段を取り違えない
3.目標に期限を設定する


・投手の真目的は「打たれないこと」「打たれても凡打にする」ことだが、そのための手段として速球や変化球を投げる練習が目的となっている。
・ある目的のために作られた組織やシステムの活動が、いつのまにか本来の目的よりも、その組織やシステム存続のための活動となっている。
・✕→日常の生活費を節約して、できるだけ貯金を増やす(目標不明確)
・◯→あと10年で手持ち資金を2倍にする(目標明確)

第4章
・プラトン「よく計画されたことは、半分成功したと同じことである」
【計画立案のための5つのポイント】
1.想像力と働かせて構想する
2.正しい計画のステップを踏んで立案する
3.複数の計画を寝る
4.計画案を正しく評価する
5.不確実さのリスクをできるだけ回避する

・構想とは「知っていること」を手掛かりにして「まだ見えていないもの」の全体像をイメージすること。
・ガーデニングでは冬のうちに「春にはこんな庭にしたい」というイメージ(構想)を持ち、その実現に向けて準備しなくてはならない
・「もしも」や「たとえば」を繰り返すことによって、全体として整合性のとれた構想や対策の立案が可能になる
・「このようにしたい」という構想に対して、基本計画や基本設計(制約条件をクリアした構想)は「こうすればできる」という計画になっていなくてはならない

【正しい状況判断のための3つの気配り】
1.知っているつもりを疑う
2.自分の世界を広げる
3.直感を疑う

【複数の計画案を生む思考法】
1.いろいろな要素を組み合わせる
2.ものの見方を逆転させる
3.ものの見方を反対にする

逆転思考=ものを見る視点を自分の方から向こう側に移す
反対思考=現にある具体的な事実の反対を考える

【評価の落とし穴】
1.リスクを過小評価する
2.過去の実績を過大評価する
3.当面の問題を過大評価する
4.プラス面を過大評価する
5マイナス面を過度に恐れる
6.不確実なことを嫌う

・人間は将来のリスクを過小評価する一方、自分の能力や知識を過大評価する傾向がある。
・「自分の運転は、一般的なドライバーの平均以上だと思うか」という質問
→80%〜90%のもの人が「イエス」と答えている(調査結果)
・過度の自信はリスクの許容癌気合を超えた計画を選ぶ原因になる
・人間にはリスクを嫌って現状のままでいたいという習性がある
→選択肢が多くなるにつれて強くなる(心理学の実験で知られている)

・ある計画で不確定要因が多い場合
【3点見積もりの考え方】で対応
楽観値=不確かな原因がすべて好ましい方向へ動いて、物事がすべて円滑に進んで場合の見積もり値
最可能値=経験値から推測されるもっとも可能性の高い見積もり値
悲観値=不確かな原因がすべて好ましくない方向へ動いて、物事がすべて円滑に運ばなかった場合の見積もり値

第5章
・プロジェクト=特定の目的のために、特定のメンバーで、特定の期日までに遂行される一回性の仕事や問題解決
【プロジェクトマネージャーに求められる4つのこと】
1.計画の本質を捉えられること
2.システム思考に基づいて物事を進められること
3.迅速な意思決定ができること
4.関係者を説得できること

第6章
【計画実行のポイント】
1.計画の勘所と押さえる
2.計画の人的側面に配慮する
3.段取りと手順を大事にする
4.計画の実行をフォローアップする

・システム・エンジニアリング=システムを公正する各要素の相互関係を分析して、インプット、プロセス、フィードバック、コントロール、アウトプットなどの機能が、システム全体として最適化するように設計する手法
・やらなくてもいいことはやってはいけないこと
・組織を通じてあがってくる計画の現状についての情報は、数値情報を含めてデフォルメされている可能性が高い
→「都合のよい情報は3割引、悪い情報は3割増しで受け取れ」
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